【昔、日本劇場に行った】

こんにちはakioです。

 

前回、昔あった映画館のテアトル東京の事を思い出し少し書きました。私が映画を観に行った数年後に閉館しました。娯楽がテレビに移ったからでしょうか?でも今はそのテレビが落ち目になっているとSNSなどで言われていますね。

同じ頃閉館した日本劇場。通称日劇にも映画を観に行っています。かなり古くボロい建物だったと思います。とにかく大きかった記憶があります。その後、跡地の再開発で有楽町マリオンが建設され、その中にTOHOシネマズ日劇として映画館が復活しましたが、少し前に閉館した様です。記憶が曖昧なのですが、確かチャールズ・チャップリンの映画を観ました。「殺人狂時代」とかの2本立てだったっけ?違うかなぁ?

チャールズ・チャップリンの映画では「街の灯」が好きです。この映画が作られた頃は、もうトーキー(音声が出て映像と同時に再生する今では普通の物)映画が始まっていましたが、あえてサイレント映画です。ラストシーンは涙がポロリです。この映画は私はオススメです。ただし白黒でサイレントなので、現代の画像もサウンドもリアルを追求みたいな映画に慣れている人だと退屈かも知れません。

日劇の地下に名画座みたいな小さな映画館があって、そこも何回か映画を観に行きました。あの付近で何軒か映画館行っていたので、どの映画をどこで観たかは忘れてしまいましたが、確か「歴史は夜作られる」これはあのタイタニック号みたいな話でシャルル・ボワイエとダミ声ジーン・アーサーが出演していた。

や「誰が為に鐘は鳴る」これはあの有名な作家アーネスト・ヘミングウェイの小説の映画化でゲイリー・クーパーイングリット・バーグマンの主演。この映画は2本立てのもう一本になる事が多くて何回も鑑賞してます。小説も買って読みました。因みに私が好きな浜田省吾のアルバムのタイトルでもあります。

それと「そして誰もいなくなったアガサ・クリスティ原作のミステリー映画です。何度も映画化されていますが、ルネ・クレール監督の作品のヤツでかなり古いです。

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後は「第三の男」この映画は映画史に残る傑作であるとして評価が高いです。戦後すぐのウィーンが舞台。オーソン・ウェルズが演じるハリー・ライムが生きているのか死んでいるのか、なかなか姿を現わしません。下水道の光と影、観覧車、最後の並木道、そしてツィターのメロディー、傑作です。

オーストリアなどで良く使われるツィターという弦楽器奏者アントン・カラスが演奏するテーマ曲が全編に流れます。この曲はエビスビールのCMに使われていて、誰もが聞き馴染みがあると思います。

他にも沢山観たと思うのですが思い出せません。

今回はこの辺で終わります。又次回よろしくお願いします。