バルジ大作戦①

こんにちはakioです。

 

前に初めて映画館で観た洋画は「戦略大作戦」と投稿した事がありました。記憶に残る初めての戦争映画は「バルジ大作戦」だと思います。確か淀川長治さんの解説だったから日曜洋画劇場だったのでしょう。2週に渡り前後編に分けて放送され、前編を観てから後編が始まるまでの1週間が長くて長くて待ちきれなかった記憶があります。

 

この映画は第二次世界大戦1944年12月のベルギー・アルデンヌ地方でのドイツ軍最後の攻勢の話です。

もう戦争末期でドイツ軍は本国にまで押し込まれていました。なので連合国軍の兵士達の間ではクリスマスまでには戦争は終わると噂されていました。

実際、捕虜になるドイツ兵は子供で情報部でもドイツ軍にはもう、まともな戦力は残っていないと判断していましたが、たった1人、情報部のヘンリー・ファンダの演じる中佐だけが未だドイツ軍は戦力を残していて、必ず反撃してくると訴えていました。

その頃ドイツ軍側では反撃の準備を着実に進めていました。戦車隊の指揮官に選ばれたのは東部戦線から呼び戻された歴戦のヘスラー大佐。

そしてついに反撃が始まりティーガー2の大軍が霧の中から登場するとこんな感じだったと思います。

この映画で1番印象に残っているのは劇中沢山使われていた「パンッアー・リート」という戦車隊の歌です。

ヘスラー大佐は基地に列ぶ最新鋭戦車ティーガー2の大軍を見てご満悦でしたが、部下のコンラート伍長はこの作戦は幻想だと言います。(何故かこの2人の役名だけは覚えている)昔ヨーロッパを席巻した時の部下は、もう誰もいない。みんな土になったと、今の部下は信用できますか?とそう言いました。

不安に思ったヘスラー大佐は戦車長を呼び集めます。そこに整列するのは若く子供の様な戦車長ばかり。

ヘスラー大佐は大変失望してしまいますが、整列している若い戦車長の1人が突然「パンッアー・リート」を歌いはじめます。そして大合唱。自分達の士気の高さをこの歌で示しました。

この歌は戦後はドイツ以外の国でも使われて自衛隊でも演奏したりしています。又アニメやゲームなどでも使われていたりしてます。でも本国ドイツでは少し前に演奏禁止になったらしいです。

この映画を初めて観たのは子供の頃で確か小学校の低学年だったと思います。その後、何回か観ていると、ちょっとなぁと思う所が結構あります。

この辺の話も次回していきたいと思います。

それではありがとうございました。